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ミクルとカコ
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生まれ育った地は
高い山々に囲まれていた。
遠い昔、海に流された。
ある日の朝、とても穏やかな気持ちで1日がはじまった。
真っ白な空間にヒトがいた。
色のもと。
光。
ふりそそぐ。
そこには社会があり、時間の流れもあり、人の動きがある。
その形は少しずつ変動していくが一人の命は一つである。
生きている間、
誰と出会うのだろう。
その一つ一つの出会いを
大切にしていたい。
選挙。
投票。
結果。
あなたの一票の行方。
水の中に
置いていかれた
感情たち。
表と裏が見え隠れして
混ざり合おうとする社会。
景色と気色、そして怪しき。
どこへ向かうのか。
雪が舞う冬空の下で
十数名のツアー客が両手を
空に向けてひろげていた。
皆が背を向けている一本の木に
金色の流れ。
過去を思い出すのも大切だ。
未来を想像するのも大切だ。
今が最も大切だ。
あたり前には目もくれず
変わり種探しの社会。
また明日がくる。
幼い頃、独特のニオイの暗闇の中にいた、何度かね。
黒く染まるのを拒否して
光を見つけようとしてた。
フィルム
と
デジタル
ピンホールカメラによる
写真たち。
スポーツ写真